カフェ filament AI生成コンテンツ運用ルール
0. 基本方針
お客様に「実物と違った」と思わせないこと。これが全ルールの土台です。AIは効率化の道具として歓迎しますが、お店の実態を伝える部分には使いません。判断に迷ったときは、使わない方を選んでください。
1. 店舗の「実態」を示す画像へのAI使用禁止
ルール:店内の様子、メニューの現物、提供している設備・サービスの紹介に、AI生成画像を使用しません。これらは必ず実際に撮影した写真を使います。
理由:実際と異なる内観や商品を作り込むと、景品表示法の優良誤認にあたる恐れがあります。お客様が「実物と違う」と失望するリスクをゼロにします。
2. 人物のAI生成は禁止
ルール:AI生成された人物を、当店の制作物に使用しません。スタッフ・お客様・利用シーンの再現を含みます。人物が必要な場合は、本人の同意を得たうえで撮影した写真を使います。
理由:実在しない人物が「お客様」「スタッフ」として受け取られると、店の実態を偽ることになります。生成された顔が実在の人物に似てしまうリスクも避けられません。
3. 公式発信で使えるAI画像の範囲
ルール:SNS・公式サイト・店頭掲示などの公式発信では、AI生成画像を「写真」として使用しません。使ってよいのは、以下のように実在のものを描写していない画像に限ります。
- 抽象的な背景・模様・装飾
- 季節やイベントの雰囲気を示す挿絵
- 実物と見間違えない画風のイラスト
逆に、以下は装飾のつもりでも使いません。
- 当店の店内・外観に見えるもの
- 当店のメニューやドリンクに見えるもの
- 人物が写っているもの(2のとおり)
- 写真と見分けがつかない写実的なもの
理由:AI画像は実在しない要素を含むため、公式写真として扱うと店舗の信頼性を損ないます。雰囲気づくりの補助に留め、実態の説明には使いません。
4. 文字・ロゴ・意匠のチェック
ルール:AIが生成した画像内の文字(レタリング)はそのまま使わず、必ず削除し、ライセンスが明確なフォントで打ち直します。ロゴ、キャラクター、商標らしきものが写り込んでいた場合も同様に削除します。
理由:AIが生成した文字やマークの意匠が、既存のフォント・ロゴの権利を侵害している可能性を否定できません。安全性が確認されたものだけを使います。
5. 原案・ラフとしての活用は推奨
ルール:ポスターの構図案、動画の構成案、アイデア出しにAIを使うことを推奨します。最終的な成果物は、人の手または実際の店舗写真で仕上げます。
理由:ゼロから作るコストを下げつつ、法的リスクを回避し、品質を担保できます。
6. AIに入力してよい情報の制限
ルール:以下をAIツールにアップロード・入力しません。
- お客様が写っている写真、お客様の個人情報
- スタッフの顔写真(本人の同意がある場合を除く)
- 未公開の企画・価格・取引先の情報
理由:入力した内容がサービス側の学習や保存に回る可能性があります。他人から預かった情報を、自分の判断で外部に渡さないためのルールです。
7. 使用するツール
ルール:当店で使用するAIツールは以下のとおりです。これ以外のツールを使いたい場合は、店長に相談してください。
- Claude Code
- Claude Design
- Codex
- Adobe Firefly
- Gemini
理由:使うものを揃えておくことで、権利や商用利用の条件を店側でまとめて確認・管理できます。各ツールの契約や利用条件の確認は店長が行います。
8. 生成ログを削除しない
ルール:AIで制作物を作った際のチャット履歴・生成ログを、自分の判断で削除しないでください。アカウントを共有している場合も同様です。
理由:後から問い合わせや指摘を受けたとき、どう作ったかを遡って確認できるようにするためです。記録を別途作る手間はかけず、ツールに残る履歴をそのまま残しておけば足ります。
9. 公開前の確認
ルール:AIを活用して作成した制作物は、公開・掲示の前に店長または副店長の確認を経ます。店長・副店長自身が作成したものは、もう一方が確認します。
理由:AI特有の不自然な描写や、意図しない権利侵害の見落としを防ぐため、必ず人の目によるチェックを最後の関門として置きます。
10. 迷ったとき
判断がつかない場合は、公開せず店長に相談してください。判断を保留したことで責任を問うことはありません。迷ったまま公開されることのほうが問題です。
11. 見直し
このルールは、AI技術や関連法令の変化に応じて随時見直します。気づいた点があれば誰でも店長に提案してください。